気づいたら、ここだった

考えているようで、考えなしに生きてるので、気づいたらこんなことになてってた私のブログ

Amazonと書籍の再販制度

なんかニュースになっている

気になったので、メモがてらかいておく


件のニュース記事より

3社は緑風出版、水声社、晩成書房。「日本の出版文化を支えてきた再販制度をなし崩しにする」と抗議し、サービス対象から自社の本を除外するよう求めてきたが受け入れられず、出荷停止に踏み切った。期間は半年間で、対象から外れれば出荷を再開するという。

とのこと。

確かに再販制度は日本の出版文化を支えてきたと思うし、読者へのメリットも、書籍を書く人にもメリットがあったのだと思う。

ざっとおさらいすると、こういうことかな

  1. 資本主義の競争社会において、価格設定は自由でなければならない
  2. 書籍等の一部著作物は例外として出版側が価格を指示出来る(再販制度
  3. Amazonはポイント還元として実質値引きしてるじゃないか!

さて、そもそも再販制度はなぜ許されるのか?

ここに日本書籍出版協会が書いているとおりか

①個々の出版物が他にとってかわることのできない内容をもち、
②種類がきわめて多く(現在流通している書籍は約60万点)、
③新刊発行点数も膨大(新刊書籍だけで、年間約65、000点)、などです。
このような特性をもつ出版物を読者の皆さんにお届けする最良の方法は、書店での陳列販売です。
書店での立ち読み 風景に見られるように、出版物は読者が手に取って見てから購入されることが多いのはご存知のとおりです。
再販制度によって価格が安定しているからこそこう したことが可能になるのです。

出版側も販売店側も少部数の書籍でも値段を指定して販売して安売りさせないことで安定した利益を確保する。
読者にも実際に店舗で見て、手に取って検討するメリットが与えられる
販売店は安売りによる多売ができないかわりに、売れ残りは返本することで損はしない

というような各種メリットがあるということですよね。

Amazonが今何をしているか?

この理由に立ち返ってみてみたら、Amazonって出版自体もやっちゃおうという流れになってますよね。

つまり少なくとも著者の側のメリットとしての少部数でも全国にむけて販売できる的な?そういうところってネットでの販売になると、出版元の自社在庫だけで販売店絡まなくなるので関係ないんですよね。

この場合だとAmazon自社だけに限って言えば、出版側も関係ないわけで。直販なんだから。

そもそもAmazonって売れ残りの返本とかってどれくらい発生してるのかな。

まぁ、素人の私にはわからないことだらけだけど、確実に過去と状況はかわってきているので、考え直さないといけないところはあるとおもうよね。